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Life goes on

それでも人生は続く。

起業するなら、独占できる分野を狙え

 

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

 

『ゼロ・トゥ・ワン』を読んだ。今年よく売れたビジネス書の一つであり、twitterとかでよく話題になってたように思う。

ペイパルの創業者であり、ベンチャーキャピタリストとしても有名なピーター・ティールの起業論だ。

「世の中のほとんどの人はXを信じているが、Xは真実の逆である」

これが本書のキーワードであり、スタートアップに必要な考え方だ。そのため、内容は従来のビジネス書で述べられてきたこととは逆の理論が多々あり面白い。印象的だったところをざっくり書くと、

  • 企業間の競争は避けるべきだ。競争により企業の技術力が発展することもあるが、最終的にはコストカットの争いになり、悪い影響しかない。起業するのであれば、規模が小さくてもとにかく独占できる分野で起業し、そこから市場規模を拡大する。独占企業を創ることが成功の条件だ。
  • 流行のリーン・スタートアップでは既存のものを少しずつ改良していくため、競争を避けられない。スタート時から独占できる分野に狙いを定め、そこに全力を注げ。
  • イノベーションを起こせば起業は成功するわけではない。成功するためには必ず優れた営業や広告が必要だ。技術力だけのオタクだけでは成功できない。営業の天才に会ったことがないのは、本当に優れた営業マンは、顧客に「営業されている」気持ちにさせることなく、実績を上げるから目立たないだけだ。

 

こうした理論をFacebookテスラモーターズなどの企業を話題に挙げながら展開される。シリコンバレーで成功している企業がなぜ、成功したのかを再確認できる。

起業に限らず何をするにしても、競争相手のいない分野で勝負するべし、ということを鉄則として心に留めておきたい。このブログも、どうにかして他のブログと差別化を図りたい。そもそも何のブログにするのかきっちり決めてない時点でまずいんだけれど…。