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【上級者向け】ランゲージエクスチェンジで英会話を学ぶ

英語を話せるようになるために、一般的な学習方法は大きく2つあります。

①通学型の英会話スクールに通う(イーオン、ベルリッツ、GABAなど)

②オンライン英会話でSkypeレッスンを受ける(レアジョブ、DMMなど)

私は①と②両方とも利用したことがあり、メリット・デメリットについては以下の記事で触れたことがあります。

rs-hmgsr.hatenablog.com

①はとにかくコストがかかる上にレッスン時間が足りないため、おすすめできません。②はコスト、レッスン量ともに申し分ありません。強いてよくない点を挙げるとすれば、基本的にフィリピン人講師としか会話できないこと、実際に対面で会話するのと比べると、ややスピード感やプレッシャーに欠けるといったところでしょうか。

①、②を両方とも経験した後に私が考えたのは、「もっと実践的に、お金をかけずに英会話を上達させることはできないだろうか?」ということでした。

そこで見つけたのが「ランゲージエクスチェンジ」という方法です。

 

ランゲージエクスチェンジとは?

ランゲージエクスチェンジ(言語交換)とは、「外国人相手に自分の母国語を教える代わりに、相手の母国語を教えてもらう」ことです。簡単に言えば、相手に日本語を教えてあげる代わりに、相手から英語を教えてもらおうということです。

では外国人のパートナーをどこで見つけるのか?ということですが、パートナーを探す方法は様々です。ネットでも、無料の掲示板や、有料で相手を紹介してくれるサービスもあります。

私は無料の掲示板しか使ったことがありません。無料の掲示板については、基本的に利用者同士の自己責任です。見知らぬ人と実際に会う場合は、悪意や下心を持った人に会うリスクが常にあります特に女性の場合は用心してください。

私が使ったことがあるのは「Conversation Exchange」というサービスです。

www.conversationexchange.com

英語のみのサイトなのですが、いろいろ調べた結果、無料サービスの中では質が高そうだと思いました。

日本語のサイトの方がもちろん利用しやすいですし、何となく安心に思えるかもしれませんが、「初心者でも利用しやすい→初心者を狙った悪いやつが集まりやすい」という性質があると思います。ビビりな私はその辺も踏まえて決めました。

さて、Conversation Exchangeの内容についてです。Conversation Exchangeは世界中の人が利用しています。簡単な流れは以下のとおりです。

  1. 自分のプロフィール(ハンドルネーム、年齢、住んでいる都市、母国語、学びたい言語と現在のレベル、自己紹介など)を英語で登録
  2. プロフィールを見た参加者からメッセージがくる。または他の参加者のプロフィールを見て、メッセージを送る。
  3. メッセージを交換してお互いに合意すれば、LINEやSkypeのIDを交換。あとはLINEでチャットするだけでもいいですし、カフェなどで実際に会う約束をしても構いません。その辺は参加者同士で自由に決めることになります。実際に会う前に、ある程度の期間はメッセージ交換でやりとりして、信頼できそうな人か確かめることをおすすめします。

 

ランゲージエクスチェンジのメリット・デメリット

メリット

  • 英会話を実践で上達させることができる
  • ネイティブが使うような生きた英語が身につく
  • (気の合うパートナーであれば)楽しい
  • お金がかからない

ランゲージエクスチェンジは英会話スクールのような「生徒と講師」という関係ではありませんから、好きな話題を好きなだけ話すことができます。(もちろん相手に迷惑をかけないようにですが。)良いパートナーが見つかれば、食事などに出かけるのもいいでしょう。日本にいながらにして、外国で生活するのと同じ状況ができますので、テキストでは決して学べない、生きた英語を身につけるチャンスがあります。

デメリット

  •  良いパートナーを見つけるのは難しい(語学のレベルが近いのは必須、年齢、性別、職業、趣味などもある程度共通点がある相手がよい)
  • (女性の場合)出会い目的の相手を避けなければならない

とにかくお互いにとってメリットのあるようなパートナーを見つけるのは難しい、ということに尽きます。

まず女性の場合は出会い目的など、真剣に日本語を学ぶ気がない相手を避ける必要があります。私のようなアラサー男性が登録しても、ろくにメッセージは来ませんが、私の友人の女性が登録した場合は、登録直後からたくさんメッセージが来ていました。中にはあからさまに飲みや遊びにさそってきたメッセージもあったようです。基本的に、相手からメッセージが来るものは警戒するというスタンスがいいと思います。

次に、真面目に日本語を学びたいという相手であっても、相手が日本語を全く話せない、読めないレベルではほとんど成果は出ないでしょう。日本語教師をやった経験がある人でもない限りは、素人が外国人に日本語を一から教えることは普通できません。

つまり、自分にとっても相手にとっても良い関係ができるためには、「自分がある程度のレベルで英語を話すことができ、相手もある程度のレベルで日本語を話すことができる」ことが条件となります。

「ある程度のレベル」とは、個人的な感覚で言うと、「一般的なテキストに書いてあることはマスターしており、とにかく会話の実践経験を積みたい」くらいのレベルです。

私がConversation Exchangeを利用したのは仕事で香港にいた頃で、元々は広東語を覚えたいという目的で始めました。そこで幸運にも英語、広東語、日本語がペラペラで、しかも年齢、勤務する業界も近いという女性に出会うことができました。本当にラッキーだったと思います。

彼女とは数回食事に行きました。彼女は日本語を使って私に広東語を教えてくれたのですが、私の広東語はド素人レベルだったので、はっきり言って私は広東語をほとんど身につけることが出きませんでした…。しかし英語についてはスムーズにコミュニケーションができ、どうしてもわからないところがあっても日本語で質問ができたので、本当に勉強になりました。彼女は日本に対してすごく好意的で、短い期間でしたが友人として楽しく過ごすことができました。

このように、お互いの語学レベルがある程度高いということはランゲージエクスチェンジでよい成果を得るためには必須です。

また、年齢、趣味なども重要です。上記のマルチリンガルの女性に出会う前に、大学を卒業したばかりの女性とランゲージエクスチェンジをしたことがありました。彼女は日系のカフェで働いているため、日本語を勉強したいとのことでした。

彼女の日本語もやはり超初級レベルであったことから、日本語のレクチャーは上手くいかず不穏な空気に。また、彼女とは年齢が多少離れていた他、いわゆるリア充っぽい方だったため、英語力がイマイチでコミュ障な私では英会話も盛り上がらないのでした…。

ネット上で知り合い、初めて会う相手と仲良くなるのは、日本語でも簡単ではありません。ましてそれが母国語でない英語で会話するとなると、一層ハードルは高くなります。

そのため、ランゲージエクスチェンジのパートナー選びにおいては、「もしその人が日本人だった場合、仲良くなれそうか?」という基準で考える必要があります。あまりえり好みし過ぎるのはよくありませんが、極端に年齢が離れていたり、共通点の少ない相手では、やはりうまくいかない可能性が高いでしょう。

 

まとめ

非常に長くなってしまいましたが、最後にまとめます。

  • オンライン英会話などで基礎的な英会話の力がある人が、さらに英語力を伸ばすのにおすすめ。生きた英語を身につけるチャンス。
  • 外国人の友人ができる可能性もある。語学だけでなく、彼らから学ぶことは大きい。
  • パートナー選びは難しい。特に女性が利用する場合は気をつけてください。

メリット・デメリットよく理解した上で、試してみる価値はあると思います。