『Who Is Barack Obama?』
Who Is Barack Obama? (Who Was...?)
- 作者: Roberta Edwards
- 出版社/メーカー: Grosset & Dunlap
- 発売日: 2009/12/24
- メディア: Kindle版
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このシリーズも3冊目になります。今回もだいたい1時間で読了。
オバマ氏の生い立ちから大統領になるまでが書かれています。恥ずかしながらオバマについてろくに知らなかったので興味深く読めました。
オバマはハワイ州生まれで、父はケニア人、母はアメリカ人。幼い頃に両親が離婚。母親はインドネシア人と再婚したことにより、一時期インドネシアに移住し、その後ハワイに戻ってきたり、と複雑な環境で育った。
こうした生い立ちがあるからか、大学卒業後からマイノリティーや貧困層をサポートする仕事に関わった。弁護士を経てイリノイ州議員となり、絶大な支持を得た。
その後、上院議員に当選。基調演説を任された際に、演説が非常に巧かったほか、若く、アフリカ系議員であることからマイノリティーの支持を得て、人気が出た。イラク戦争で当時のブッシュ政権が批判を浴びていたことも追い風となった。
ヒラリー・クリントンを破り民主党の代表として大統領選に出馬、大統領選も勝利。
長くなりましたが、こんな感じで大統領になったところで終わるため、オバマの下、アメリカが良い方向に変わっていくことが期待させられる内容です。実際には、それほどうまく行くことばかりではないのですが。
この本を読んでからwikipediaのオバマのページを読んだんですが、だいたい同じくらいの生い立ち、経歴やエピソードが書かれていると感じました。しかし本でストーリーとして読んだほうが面白く、理解しやすいです。
このシリーズも3冊読んだので、次は一旦もう少し難しめの本を読みます。難しい洋書でストレスがたまった時は、またこのシリーズに帰ってこようと思います。