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ファッションにお金をかけるのは自分に自信がないから?

最近は服自体を買うことが減ってきているが、社会人になって最初の3〜4年くらいは給料やボーナスが入る度に服を買っていた。

ドラクエで装備をそろえていくような感覚だ。服を買うと自分がレベルアップしたような気分になっていた。
 
特に仕事での服装には気をつかっていて、だいたい以下のようなアイテムを身につけている。

どれもいかにも定番みたいなアイテムばかりだ。おしゃれな人から見れば、クソつまらないかもしれない。

私はギリギリ20代なのだが、この年代で考えれば、比較的服にお金をかけているほうじゃないかと思う。
 

億万長者はファッションにお金をかけない

最近読んだ本で『となりの億万長者』という本がある。

この本の主旨は、「億万長者の多くは質素な生活をしていて、たくさん稼いだからといってたくさん消費していては億万長者になれない。倹約に努めることが重要」というもの。

その中で、「見栄のためにスーツ、時計、車などに浪費してはいけない。それよりも、倹約して経済的安定を手に入れよう」ということが書かれていた。

この本を読んで「自分はなぜ服にお金をかけてたのかな」ということを考えた。

今のところ、これ以上高価なブランドものを買う気はないし、無難なアイテムばっかり買っているので、本気でおしゃれが好きというわけではない。

「シンプルで質の高いものを買った方が長く使えてお得」とか「車買うのに比べれば服や時計は大したことはない」とかファッションにお金をかける理屈はいろいろある。

だけど、本質は「自分に自信がない」ことじゃないかと思った。

仕事ができないからせめて見かけだけでもよくしたい、モテないからせめてオシャレする…。
 
『となりの億万長者』的には完全にダメなお金の使い方である。

お金で自信を買う

ファッションで浪費していてはお金持ちになれない。

しかし、もし服を買うことで自分に自信がつくのであれば、お金の使い方としては悪くないと思う。

もちろん服で手に入る自信は本物ではないが、仕事の嫌な気分が少しまぎれたり、行動を広げていくきっかけにはなるんじゃないだろうか。
 
もうすぐボーナスの時期だ。

ミニマリストブームとか、何でもコスパが重視される中で、服は真っ先に削られる対象になっている。

特に使い道がない人とか服に無頓着な人は、少しだけ服にお金をかけてみるのもいいんじゃないかなと思う。

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

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