海外ETFに投資すべき5つの理由
1. あらゆる投資対象に分散投資が可能
バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)のように世界全体の株式にバランスよく投資できるものから、国、セクター、高配当など特定の分野に特化したものまで、あらゆる投資対象に分散投資できる。今は興味がないが、債券やコモディティに投資するETFもある。
私が今保有している銘柄は以下のとおりだが、もっと銘柄研究をしていきたいところ。
・バンガード トータル ワールドストックETF(VT)
・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
2. 日経やTOPIXに投資しても今後伸びないと予想
日経平均はここ数ヶ月、上がったり下がったりを繰り返しており、今後も暴落はあっても大幅な上昇の見込みは低いと感じる。一方ダウは右肩上がりで上昇しており、Brexitのような一時的な暴落があっても復活が本当に早い。どう考えても国内より海外に投資していくべきだろう。
なお、国内ETFで海外に投資するような銘柄もあるが、現状ではコスト面で海外ETFに劣る商品がほとんどだ。
なお、国内ETFで海外に投資するような銘柄もあるが、現状ではコスト面で海外ETFに劣る商品がほとんどだ。
3. 購入手数料が下がってきている
加えて、これまで外国株のネックだった購入手数料が大幅に安くなってきている。
SBI証券の場合は、2016年8月8日から「約定代金の0.45%(最低5ドル、最大20ドル)」となっている。従来は25ドルだったため、大幅に安い。なお、NISA口座の場合は手数料無料だ。
「0.45%(最低5ドル、最大20ドル)」を具体的に計算すると以下のとおり。
安くなったとは言え、最低5ドルのため、投資金額が100ドル程度だと確実に手数料負けする。一方で最大20ドルのため、4,500ドル以上になれば金額が上がれば上がるほど得になる。しかし、そこまでまとまった額だと頻繁に投資できない、かつ割高なタイミングで買ってしまうリスクがある。1回の投資金額が1,000ドル以上であれば、まずまずではないかと思う。
4. 高配当が得られる
個人的に一番魅力を感じているのが、海外ETFは高配当の銘柄が多いことだ。多くの銘柄で3%前後の配当があるため、特定口座の場合に約30%(海外10%、国内役20%)の税金がかかるとしても、十分に魅力がある。(NISA口座の場合は海外の10%のみ。)
インデックスファンドを保有していても基準価額が一定の範囲で上下しているだけで、キャピタルゲインもインカムゲインも得られない。金を寝かせているだけのように感じてしまう。
インデックスファンドはもっと長期で考えるべきだろうし、「配当が出る分頻繁に課税されるのは損」だが、それでも配当で利益を確実に実現していく方がよいと考えている。配当はすべて再投資すればいい。
インデックスファンドはもっと長期で考えるべきだろうし、「配当が出る分頻繁に課税されるのは損」だが、それでも配当で利益を確実に実現していく方がよいと考えている。配当はすべて再投資すればいい。
5. 為替リスクも怖くない
ドル建てでETFを保有すると、円安で為替差益が、円高で為替差損が出る。実際に私も円が120円くらいの頃に買ったETFでは損失が出ている。しかし、TOPIXに投資したとしても円高局面では株価が下落して損失が出るため、為替リスクはあまり気にしなくてもよいのでは、と考えるようになった。
以上、今現在の考えをまとめたが、海外ETFに関する情報は比較的少ないこともあり、海外のサイトを含めもっと情報収集をしていきたい。