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Life goes on

それでも人生は続く。

【読書メモ】私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。

 

私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。

私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。

 

高城剛というと、一昔前に沢尻エリカと離婚したとか、「ハイパーメディアクリエイター」と言われて騒がれていたので、「何となくうさんくさい人」というイメージしかない人が多いかと思う。

この本は「高城剛って何者?」という疑問に答える本。考え方、仕事、生活スタイルなど様々な質問に高城氏が答える形式で書かれている。

高城氏のイメージとは裏腹に、本書で書かれる彼の考え方はまともで筋が通っている。有名な「アイデアは移動距離に比例する」という言葉も本書の中に出てくる。

高城氏は映像制作を主な仕事としていて、ノマドスタイルで世界中を点々としながら仕事をしている。過去の仕事では、音楽PV、CM、企業・官公庁のコンサルなどに携わっており、少なくとも過去の仕事については思ったほどうさんくさくないことがわかる(笑)



高城氏の一番の主張は「自分としっかり向き合って、好きなことをして生きろ」ということ。もちろん高城氏のような生き方はすでに仕事の実績があり、人脈やお金があるから可能なのであって、誰もが好きなことをしてノマドで生きていけるわけではない。
 
私がすごいと思ったのは、高城氏が時代を先取りしているところ。

本書の出版は2011年だが、「書くのに2年くらいかかった」とあるので、2010年以前からノマドや「好きなことをして生きていく」生き方を主張していたことになる。ノマドブームの先駆者かどうかはわからないが、相当早い段階からノマドを体現していたことは間違いない。
 
また、本書の中では「数年前に持ち物の9割を処分した」ということが書かれていて、これもミニマリストブームに通じる部分があると感じた。2012年に出た『LIFE PACKING』という本では、高城氏が持ち物の99%を処分して、最後に厳選されたアイテムを紹介している。

LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵
 

クリエイターという仕事上なのか、音楽関連の機器で「一般人は使わんだろ」というアイテムも含まれているが、服や健康関連のアイテムは参考になる部分もある。ミニマリストやシンプルライフに関心がある人は読んでみるといいかもしれない。

 
最後に、お金について書かれた部分を紹介。

行きたいときに行きたい場所に行き、やりたいときにやりたいことをする。もしやりたいことがお金が理由でできないというなら、考え方が間違っています。ほとんどの場合、お金ではなく、お金を言い訳にしているだけだと思います。
お金は、使うセンスがとても大事になります。そして、正しく使うことによって損得や体面を気にしない人になれることは、間違いありません。
以前の記事にも書いたとおり、お金を貯める・資産を増やすことは大事だが、同時にセンスよく使うことも大事にしていきたい。