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勉強を継続させるコツ

社会人が勉強を長期に継続するコツを書いてみます。なかなか勉強が続かない…という人は参考にしてください。

まず結論から。

①1週間で「11時間」を目標に勉強する

②勉強した時間を記録に残す

なお、「勉強」とは語学、プログラミング、投資…など基本的に終わりがない学習を想定して書きます。

各種資格試験については、過去問の繰り返しや暗記がメインになりますので、①、②をベースとして、直前期(1か月前〜試験前日まで)に集中的に詰め込む勉強法が効果的だと考えます。

 

1週間で11時間勉強する

勉強時間については、この本がすごく参考になりました。

四〇歳からの勉強法 (ちくま新書)

四〇歳からの勉強法 (ちくま新書)

 

 社会人が忙しい生活の中でいかに時間を作って勉強を継続していくか、そして何より毎日「継続する」ことの大切さについて書かれた本です。継続することに重点を置いているため、目新しいアイディアはありませんが、地に足の着いた内容が多いです。

タイトルが「四〇歳からの〜」となっていますが、むしろ若い人こそ読むべきだと思います。

本書の中で勉強時間についてこのように書かれています。

(以下引用)

それでは、どのようにして、積極的に自分の時間を作り出していけばよいのでしょうか。まずお勧めしたいのは、毎朝一時間と、そして土日の二日間に、最低三時間ずつ確保するというやり方です。これを確実に実行すれば、それだけで年間五五〇時間は確保できることになります。

つまり平日は毎日1時間、休日は3時間ずつ、1週間合計で11時間勉強するのがよいということです。

勉強時間については、本によって書いてあることがバラバラです。例えば、「集中するにはある程度時間がかかるので、毎日細切れにやるより休日にまとめてやったほうが効率的だ」といった考え方、逆に「平日に仕事の延長として気合いを入れて勉強し、休日はリフレッシュに使うべき」などもあります。

しかし、平日又は休日どちらかに集中させると、平日の睡眠時間を削ったり、休日のプライベートを犠牲にすることにつながります。資格試験の直前期にはやむを得ないとしても、結局これらのやり方は長期的に継続していくには不向きなのではないでしょうか。

1週間で11時間のペースで勉強を継続していけば、祝日も含めると年間で600時間の勉強時間になります。

(以下引用)

この六〇〇時間というのは、一日五時間の勉強を毎日、四カ月間することに相当する時間です。これだけの時間があれば、何か新しいことを勉強し始めても、大学の入門レベルの授業内容をひと通りマスターするのに十分な時間であると言えます。

600時間勉強すれば、全く新しいこと分野でもある程度のレベルにまで達することができるそうです。これをさらに2年、3年と継続していけば相当なレベルになれるでしょう。

ということで、この1週間で11時間を目標にするのがよいでしょう。もちろん余裕のある人はもっとやってもいいです。私の実感として、きちんと集中して勉強すれば、1週間に11時間という数字を達成するのも割と大変です。 

 

勉強した時間を記録に残す

何時間勉強すればいいのかは決まりましたが、確実に達成するため、あとモチベーションの維持のためにも、アプリ等で勉強時間を記録するのがいいと思います。

私は「Studyplus」を使っています。毎日記録していくと、勉強時間がグラフで積み上がっていくので達成感を味わえます。使ってるのは高校生〜大学生あたりが多いみたいですので、SNS的な要素はほとんど使わず、淡々と記録に使ってます。

また、記録する習慣をつけることにより、「今日はちゃんと勉強できたのか」を振り返るきっかけができます。勉強したつもりで、実は全然捗っていないということはよくあると思います。一瞬でもいいので、その日の勉強内容を振り返ることは大事です。

 

 以上です。「1週間で11時間」、「勉強時間の記録」を意識して毎日勉強する習慣をつけてみましょう。