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『我が闘争』堀江貴文

 

我が闘争 (幻冬舎単行本)

我が闘争 (幻冬舎単行本)

 

堀江さんの新刊を読んだ。幼少期からライブドア事件で収監されるまでの自伝である。

東大に入学するまでの部分は前著の『ゼロ』と重なるところも多かったけれど、オン・ザ・エッヂの設立前後の時代について詳しく書かれており興味深く読めた。ライブドアになってからM&Aをどんどん進めて行くところもアツい。

 

タイトルに『我が闘争』とあるとおり、幼少期は著者は田舎の閉鎖的な価値観、大人になってからはプロ野球球団やニッポン放送の買収、選挙出馬などを通じて多くの権力者(「老害」的な人たち)やマスコミと闘ってきた。

多くの権力者たちを敵にまわした結果として、逮捕されてしまったわけだけれど、良くも悪くもこれほど社会へ大きなインパクトを与えた人は、僕が生きてきた時代では他にいない。

 

ホリエモン」とか「堀江」という名前を聞くだけで、「金の亡者」、「犯罪者」みたいな悪いイメージを持っている人はいまだに多いだろうけれど、そういう人たちこそ本書を読んでみてほしいと思う。少しはイメージが変わるんじゃないだろうか。